葬儀に纏わる情報をお届けししくらセレモニーの社長ブログ
温泉の好きだった方に 湯灌の儀をお勧めします
2016.11.09葬儀の知識
こんばんは。今日は風が冷たくて寒いですね。
アメリカ大統領選挙はトランプさんに決まりましたね。
なんだか驚く結果となりましたがどうかこのまま世界が平和であり続けて欲しいとただ願うばかりです。
本日は湯灌の儀についてご案内いたします。
湯灌の儀をご存知ですか?
湯灌の儀とはお亡くなりなられた方のお身体を洗い清める儀式のことをいいます。
現世での穢れや苦しみの一切を洗い清めて来世での功徳を願います。また生まれ変わりのため「産湯」の意味もあると言われています。
お風呂や温泉が好きだった方には
長い入院生活でお風呂に入れなかった方もいらっしゃると思います。
お風呂や温泉が好きだった方に特にお勧めなのがこの「湯灌の儀」です。不思議とお風呂に入ったようなさっぱりとしたお顔になります。
湯灌の儀 施行価格 100,000円(税別)
湯灌の儀式の流れをご案内します。
1・末期の水
お水をお口に含ませます。こちらは現世で最後の飲み物と言われています。
また喉の渇きに困らないようにとの願いも込められています。
2・ご洗体、顔そり
ボディシャンプーにて洗体します。温水で全身を洗い流します。この間お肌が見えることはありません。
洗顔・顔そり(髭剃り)・爪切りもいたします。
3・ご洗髪、お拭き上げ
ヘアーシャンプーにて洗髪いたします。やさしくお顔や身体を拭きドライヤーにて頭髪の乾燥をさせていただきます。
(湯灌で使用したお湯は全て湯灌車の排水タンクへ引き込みます)
4・身支度
お身体の処置を施しお着替え・整髪・お化粧をさせていただきます。ご希望のものにお着替えすることもできますしご愛用していた化粧品を使用することもできます。
ご家族皆様のご希望に添いながら進めさせていただきます。
5・ご納棺
ご家族皆様によるご納棺です。故人さまの旅立ちに持たせて差し上げたいご愛用の品をご用意下さい。
ご納棺は故人さまへの思いやりと慈悲の心をもってしめやかに執り行われます。
直接安置室ご利用の方でも「湯灌の儀」できます
病院でお亡くなりご自宅に戻らないで斎場へ安置される方でも提携安置所にて「湯灌の儀」を行うことが可能です。
もちろんご家族みなさまのお立会いも可能です。
故人さまに着せたい洋服などあればお持ちください。 お気に入りのお洋服へお着せ替えすることにより安らかな故人らしさが表れます。