葬儀に纏わる情報をお届けししくらセレモニーの社長ブログ
今日のししくらセレモニー グリーフ
2015.05.06代表より、今日のししくらセレモニー
こんばんは。
今日でゴールデンウィークも終わりましたね。
みなさんも楽しい思い出が沢山できたことでしょう。
ところで「グリーフ」という言葉を聞いたことはありますか?
グリーフとは遺族に訪れる死別の悲嘆のことです。
「死」の衝撃。それを認めようとしない「心」。
「死」には悲しみ、怒り、孤独、混乱、無力、絶望などのいろいろな感情が現れます。
家族や大切な人の喪失を嘆き、そして弔い最終的に「死」受け入れるまでのプロセスを「グリーフワーク」といいます。辛く深い悲しみから立ち直るために「心」が再生していくことです。亡くした大切な人を供養していくことで少しずつ立ち直っていく過程。もちろん時間も掛ります。それをあたたかく見守り支援することを「グリーフケア」といいます。昔から法事があるのも先人が考えてきたシステムかもしれません。
遺族にとって「グリーフ」を乗り越えることはとても簡単なことではありませんが、尊重されるべき感情だと思います。
そして葬儀の仕事に携わる者として、私たちは「グリーフ」に何ができるのかを常に思っております。
葬儀をただの形式的に考えずに、少しでもお力添えできるように、ひとりの人間として「心」と「心」で向き合えるように努めていきたいと「ししくらセレモニー」は考えております。
(写真は大手葬儀社経営の冨安徳久氏が執筆された本です。原点を見失わないためにとても勉強になりました)