葬儀に纏わる情報をお届けししくらセレモニーの社長ブログ
事前相談で 自分が望むお葬式を
こんばんは。ポカポカの暖かい一日でしたね。
4月も半ばを過ぎ新入社員はそろそろ仕事に慣れてくる頃ですね。
本日は『自分の望むお葬式』の終活準備の進め方です。
自分のお葬式はいつしか誰もが必ずするときが来ます。
しかし自分がその場でお葬式を取り仕切ることは叶わないので事前に家族に説明をして説得しておく必要もあります。
まずはじめにお葬式に参列して欲しい人の範囲から考えてみましょう。
下記表に参列者の人数に応じてお葬式の種類をまとめました。
葬儀の種類について・・
内容 | メリット | デメリット | トータル費用のめやす |
---|---|---|---|
一般葬 (従来のお葬式) |
会葬者の制限がないので故人様との縁を知ることもできる | 会葬者への気遣いが増えたりしてゆっくりお別れできないことも | 100万円~ |
家族葬 (身内だけの小規模葬) |
故人様をよく知る人たちだけでゆっくりと過ごせる |
後日参列できなかった方が自宅に焼香に来られて家族の対応が大変になることも |
60万~80万円 |
一日葬 (告別式と火葬を一日で) |
一日だけなので経済的や心身の負担が少ない | 通夜をしなかったので参列できない人も出てくることも | 50万~70万円 |
火葬式・直葬 (儀式を省略) |
簡素化で費用を抑えられる | 儀式を簡素化過ぎて喪失感を和らげる効果が薄く悲しみが長引くことも | 20万~30万円 |
時代は 簡素化で多様化に・・
少子高齢の核家族化で人口減少時代に突入しました。
高齢になられた方がお亡くなりになってもすでに兄弟や友人たちもお亡くなりなられたり病気などの理由によりお葬式に参列する事が難しくなりました。喪主を務めるときにご自身が高齢者ということも珍しくありません。
住宅環境もマンションなどが増えそして近隣とのお付き合いの仕方も時代の変化とともに変わってきておりお隣さんのことをよく知らないことも多く人との繋がりが薄い時代といえます。
そして終身雇用制度もなくなり雇用不安に加えてこれから消費税も増税予定で将来や先々が見えにくい時代とも言われております。
こんな世の中ではお金を使うのが怖いと考えて老後や失業に備えて貯金されている方も多くそしてこの低金利時代では利子もつかずプラス日銀のマイナス金利政策での効果も不透明で不景気感が濃くなりつつあります。
以上のような時代背景ですので単純にお葬式に掛けられる費用も減少して規模も会葬者数も年々減少傾向になり『家族葬』をされる方が普通の時代になりました。さらにこの減少傾向はまだまだ急加速しており『一日葬』・『火葬式(直葬)』を選択される方も増えてきております。
しかし言葉を返せば自分たちの周りと比較して高価なお葬式をする必要もなくなり『自分らしさ』の中で弔う意味としては本来のお葬式の形になりました。その反面に宗教色のない音楽葬や無宗教葬などお葬式も自己流で多種多様化してきているといえるでしょう。
祭壇など自分の希望も・・
『エンディングノート』という帳面に自分自身の葬儀の仕方の希望などまとめて記しお葬式について考える機会や準備の『終活』が流行しています。
宗教・祭壇・音楽・遺影写真・参列してもらいたい人・散骨など自分の希望を今からまとめておくことも確かに大切です。
ただ実現するのが難しいこともあるでしょうから希望にも第一希望・第二希望など幅を持たせた方がいいと思います。
お葬式の意味をもう一度・・
お葬式をする意味は 『故人さまを弔うとともに残された人の悲しみや喪失感を和らげる目的や効果』も担っています。
残された家族が困ることのないように事前に準備しておけなければ葬儀社の任せきりの型通りのお葬式になってしまいます。
そうならないように元気なうちから『自分が望むお葬式』について一緒に考えてみませんか。
事前相談は随時受付しております。
費用は一切掛かりません。
事前相談をしたからといって当社で必ず葬儀を依頼する必要はまったくありません。
まずは資料請求だけでも構いません。一歩を踏み出して準備してみてください。
また複数の葬儀社に見積りや相談をしてみて『自分にあった』葬儀社をみつけることも大切です。