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エンバーミング お取り扱い開始しました
2016.06.06葬儀の知識
こんばんは。
昨夜の雨も上がりましたが梅雨空の曇った一日でしたね。
庭の紫陽花が満開になり6月らしくなりました。
ところで最近テレビや新聞などで『エンバーミング』という言葉を耳にしたことはありませんか?
エンバーミングとは何か?
湯灌(ゆかん)ではありませんよ。
今日はエンバーミングについて簡単にご説明します。
エンバーミングとは
エンバーミングとは故人さまを生前の安らかなお顔に近づけお美しい姿で大切な方とゆっくりとお別れして頂くために長期間衛生的に保管できる最先端の技術です。
エンバーミング処置はご遺体を消毒し血液・体液を防腐・消毒液と置き換えることにより腐敗を防止し体内の病原菌等を殺菌することができるためご遺体からの二次感染の危険性が低減され清潔で安心感のあるお別れができます。
愛する方との最期のお別れを心を込めて
【エンバーミングの流れ】
- ご臨終の連絡で寝台車で病院へお迎えに伺います。
- エンバーミングセンター(東京都板橋区)にご遺体を搬送いたします。
- エンバーミング施術します。(およそ3時間掛かります)
全身を消毒液で洗浄した後硬直を解きます。
血管を通じて血液を薬液と入れ替えます。
腹腔内の体液を吸引し小切開の跡などを修復します。
全身を洗浄しシャンプー及び身体を拭いていきます。
髭を剃り目・口を閉じてお顔の表情を整えます。
髪を乾かしご希望の衣装の着付け・薄化粧を行います。
- ご自宅もしくは安置所へ搬送してご安置します。(海外への移送も可能です)
【注意事項など】
・2親等以内のご親族による同意(ご署名・捺印)に基づき施術します。
・海外への移送を除き死亡後50日間を越えてのご遺体の保全処置は実施しません。
・死亡診断書(死体検案書)のコピーが必要です。
・施術前よりも衛生的で安全となりますが死亡後の時間経過あるいは故人さまの病気によっては施術後に変色がやむなく残る場合があります。
・損傷を修復する場合は状態によっては修復に限度がある場合があります。
・施術を行なうにあたり必要最小限の小切開を行い腐敗防止・感染防止等の衛生保全のための液体を注入し体内の血液・排泄物の排出を行ないます。(小切開部は施術後に修復・手当てされます)
一番のメリットは・・
真夏や暖房の効いた室内でもドライアイスを使用することなくご遺体を一定期間保存することができます。
最長50日までの保存ができますのでゆっくりとご葬儀の準備ができます。
※ドライアイス代(7,500円税別×必要日数分)が一切不要となります。
エンバーミングの費用について・・
エンバーミング施術一式 200,000円(税別)
※修復は別途料金が掛かる場合があります。また搬送料金が別途必要です。
心で寄り添う丁寧な対応をお約束いたします
もっとエンバーミングについて詳しくお知りになりたい方はお気軽にご連絡ください。
全て安心してお任せいただけるようにお客さまとのコミュニケーションを大切にしております。
厚生労働省認定葬祭ディレクター技能審査の一級葬祭ディレクターがトータルサポートいたします。