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よくある質問に ご提案します
2016.10.12よくある質問
こんにちは。久しぶりの青空で秋晴れの気持ちのいい陽気ですね。
今日はこれから池上本門寺の秋祭り「宗祖第七百三十五遠忌報恩 お会式」へ参拝してきます。
初めて行くので今からとっても楽しみです。
よくある質問に ご提案します
本日はよく聞かれることの多い質問事例を参考に「こんな風にされたらいかがでしょうか」的なアドバイスを含めてご提案させていただきます。
何回かシリーズにてご提案します。
初回は「直葬・火葬式」の不安についてです。
質問1・「お金を掛けないで火葬だけしてくれればいい・・」と遺言なのですが本当に火葬だけでいいのか迷っています・・
最近では病院からご自宅に戻らないで直接斎場へ安置して火葬することを「直葬(ちょくそう)」や「火葬式」とよび宗教儀礼を省略して火葬するだけを希望される方が増えてきました。
・まず一番のメリットとしては簡素化で費用を抑えることができます。ご予算は20万円から30万円の間です。
・そして気をつけないといけないデメリットとしては儀式を簡素化過ぎて本来のお葬式の意味である喪失感を和らげる効果が薄く悲しみが長引くことも考えられます。
そこで・・ご提案1 ご自宅で 小さなお別れ会 (リビング葬)
できるなら病院でご逝去後は家族の想い出がたくさん積もったご自宅にご安置いたしましょう。やはり何より住み慣れた我が家から故人さまをお送りすることができるご葬儀はどんなに豪華なホテルのような斎場でお送りするよりも素敵なことだと思います。
ご自宅なら式場料金や安置料金も一切掛かりません。
少人数の家族と親族だけでしたらリビングのスペースがあれば小さなお別れ会の会場にすることができます。(ご希望であればご自宅に僧侶を手配することもできます。)
イメージとしてはお棺の周りに少しお花を飾りし本当に親しいみなさんと一緒にゆっくりと最後のひとときを過ごします。
ご提案2 炉前ホールにて 僧侶の読経とお焼香 (お経があると落ち着く)
ただ炉前ホールにてお花入れして炉に入るのを見送りするだけではさみしいと思われます。実は直葬でも炉前ホールにて僧侶にお経を上げていただくことが可能です。
お時間は10分程度になりますがやはりお経があるのとないのでは気持ちが違うと思います。無宗教信仰の方でもやはりお経は欲しいとおっしゃられることも少なくないです。
各宗派に対応いたします。お布施の目安は5万円です。
※菩提寺さまがある場合は事前に確認が必要です。
ご提案3 大和斎場の式場にて ゆっくりとお別れ (場所と時間を確保)
病院から斎場の安置室に直接安置の場合として炉前ホールで火葬式ですとお別れの時間も少なくイスもないので立ったままでゆっくりとお別れできなかったと感じる場合もあります。
式はやらないが少しゆっくりする場所と時間が欲しいとお考えの方にご提案です。大和斎場の式場をお借りすれば炉の時間までゆっくりとお別れする場所と時間を持つことができます。
式場代は一番小さな第4式場(30席)でしたら3万円(非課税)とお安く設定されておりご希望であれば前日より宿泊も可能です。(2~5人以内・宿泊代不要でレンタル布団代実費のみ別途)
ご提案4 ご収骨後 木曽路や大和甲羅本店で精進落とし (お料理は記憶に残ります)
親しい人でゆっくりと会食するのも故人さまの供養につながることだと思います。
大和斎場で火葬中の待ち時間を利用して精進落としすることも可能ですが収骨までのお時間という制限があります。
もっとゆっくりと会食を希望される場合はご収骨後に大和斎場に比較的近くてお骨やお位牌、遺影写真の持ち込みができる料理屋さんとして「木曽路」や「大和甲羅本店」がありますのでこちらに移動してゆっくりと精進落としをされるのもおススメします。(事前に予約と確認が必要です)
ご提案5 火葬式⇒一日葬に変更 (やはり火葬するだけでは寂しい)
やり直しができないのが「ご葬儀」です。やはり火葬のみではさみしいのではとお考えの方は告別式と火葬を一日行う一日葬をご提案します。
一日だけなので経済的や心身の負担が少なくそしてお葬式をすることにより 「故人さまを弔うとともに残された人の悲しみや喪失感を和らげる目的や効果」も担っています。
事前相談は随時受付しております
事前に知っておくことは大切です。残された家族が困ることのないように事前に準備しておけなければ葬儀社の任せきりの型通りのお葬式になってしまいます。
そうならないように元気なうちから『自分が望むお葬式』について一緒に考えてみませんか。