葬儀に纏わる情報をお届けししくらセレモニーの社長ブログ
まず事前相談の ポイントについて
2016.03.18葬儀の知識
こんばんは。春の訪れですっかり暖かくなりましたね。
今日は事前相談をされる方にご説明することの多いポイントを詳しく解説してお伝えします。
- ご安置場所を確認しましょう
お亡くなりになられることが多いのは病院です。そこから『お葬式』は始まります。まず最初に故人さまをご自宅へお連れするのかそれとも大和斎場の安置室へお連れするのかをお決めいただきます。
ここでご自宅へお連れするケースでのポイントです。
お部屋の安置スペースは畳一枚分が必要です。そちらに普段お使いのお布団を北枕もしくは西向き敷いていただきます。またベッドをお使いでしたらベッドにご安置する事も可能です。但しお線香を上げたりするスペースやお参りの方が来られても応対しやすいレイアウトのお部屋をお選びいただく必要があります。
マンションなどの集合住宅の場合は搬送ルートやエレベーター内にストレッチャーが入るスペースを事前に確認しておきましょう。エレベーターによっては奥の鍵を開けると搬送用スペースがあるものもあります。
そこの鍵は管理人さんが管理している場合が多いので鍵の手配の件についても予め確認をしておきましょう。
大和斎場の安置室にお連れする場合は当社提携の安置室でご納棺をさせていただいたのちに、大和斎場の安置室へ移動いたします。これは大和斎場の安置室が納棺状態でないとお連れできないルールになっているためです。
(提携安置室料金は一日3,000円税別・大和斎場安置室は一日3,000円非課税です。)面会についてはこちら
自宅安置希望で部屋の片付けが間に合わない場合などは、ひとまず当社提携安置室へお連れしてお部屋の準備が整ってからご自宅へお連れすることも可能です。
- 宗教(寺院)を確認しましょう
ご葬儀のご宗旨を確認しましょう。事前相談の際に『何宗ですか?』とお聞きして即答できる方はやはり少ないです。菩提寺さまやお付き合いのある寺院さまがある場合は電話連絡先も含め確認しておきましょう。
お布施の金額・戒名(法名)のこと・お車の送迎についても慌てないように事前にお寺に確認される方も増えてきております。
寺院さまとお付き合いのない場合や遠方等の理由で来られない場合は当社で優良の寺院さまをご紹介いたします。
当社では神式・キリスト教・友人葬・音楽葬・無宗教についても対応いたしますのでどうぞご安心ください。
- 遺影写真の原版を確認しましょう
最近ではデジカメやスマホの普及で以前ほど写真を現像しない時代になりました。
当社ではデジタルデータ(JPEG)で制作いたします。データはメールで添付もしくはCDやSDカード、USBメディアでもお預かりいたします。
もちろん現像されたスナップ写真でも制作いたします。ポイントは大きく引き伸ばすのでピントの合ったもので親指サイズ以上の大きさで写っているものがよいでしょう。背景は消すことができますのでお気になさらなくて結構です。
複数人で写っている写真でもその方だけをスキャニングできますから必ず一人で写っている必要もありません。笑顔やその方らしいものをお選びください。帽子を被っていてもお気に入りの帽子でしたらその選択もよいと思います。
一昔前は喪服にお着せ替える写真を制作することが多かったですが現在は他人の肩に着せた服に合成する違和感を避けるためにお着せ替え制作は少なくなりました。
- 参列者の範囲とリストを確認しましょう
家族や親族だけで行なうのか?勤務先や近隣の方にもお知らせするのか?
どこまで訃報のお知らせするのかを把握しておくことにより参列者の規模がみえてきますので、式場の場所や広さ、通夜・告別式の二日間やるのか一日だけの一日葬にするのかなどを考慮しやすくなります。
そして万が一の時にお知らせする電話連絡先や連絡担当者も決めて簡易的なリストを作っておくのもよいでしょう。
そのリストを基に会葬礼状やお香典返しの数、お料理の数も検討しやすくなります。
- ご本人の意向や希望を確認しましょう
ここが一番大切な部分だと思います。元気な頃にご自身の終え方について考える『終活』もテレビなどで特集されることも多くなってきております。
『花祭壇で送って欲しい』とか『海へ散骨して欲しい』など記したエンディングノートも少し前に流行りましたね。
遺していく家族には負担を掛けたくないと思われる方がほとんどです。
一方遺された家族は無理のない範囲の中で慎ましやかでも厳かな葬儀にしたいと願っていることと存じます。
大切なのはみなさまの気持ちを込めて送る『心』です。
当社では安心の事前相談を随時承っております。365日24時間対応いたします。(電話046-289-2828)
【写真】本日はこの春のポカポカ陽気の中お墓参りに行ってきました。
お彼岸の間は墓前用のお花が寺院でも無人販売されており便利ですね。
【写真】多くの方がお墓参りにきていました。私も日頃ご先祖様にお守りいただいている感謝の気持ちを込めて深く合掌してまいりました。